2016年3月28日月曜日

子供用自転車にも『防犯登録』加入のススメ


自転車を購入した時に
店員さんから加入を勧められる

『防犯登録』について説明します。


≪ 『防犯登録』はどんな制度? ≫

①登録を義務化されている
②決められた登録料を払うと加入
③各警察署に情報が登録される
④盗難などの時に所有者に連絡出来る


自転車の盗難防止。

放置、盗難自転車を所有者に
返還することを目的として

平成6年6月に義務化されました。

盗難届を出した後に発見された場合
持ち主に連絡が入ります。

近くの警察署へ自転車の転送を
行ってくれば良いのですが

発見された管轄の警察署まで

取りに行かなければなりません。
(2016年3月現在)


≪ 登録方法について ≫

各都道府県の公安委員が指定する

自転車防犯登録の推進と
業務運営を行う団体が委託した

「自転車防犯登録所」の看板がある店
(自転車店・ホームセンター等)や

住んでいる地域によっては

地区防犯協会(各警察署内)でも加入できます。


≪ 登録料と有効期限(2016年4月現在) ≫

登録料と有効期間は全国共通ではありません。

 【 登録料金 】

500円・510円・600円・616円
(非課税または税込み)

自転車に貼る防犯登録シール代や
手続きに関する事務経費

盗難防止の広報活動などに利用。

加入者の登録情報変更・継続登録などで

手数料(100~300円程度)を請求される
地域もあります。


 【 有効期間 】

5年・7年・8年・10年・12年・無期限

各都道府県の警察署のコンピューターに

登録番号・登録した自転車の車体番号・
所有者の住所・電話などを登録し

盗難・放置等で利用するそうです。

ちなみに新潟県は500円(非課税)で無期限。


≪ 「登録カード」とは? ≫

『防犯登録』の手続きが終わると

「登録シール」を貼った自転車と一緒に
渡されるカードです。

「登録カード」には車体番号や
登録シールの番号などが記入されるので

盗難届を出す時に持っていくと
手続きが早くできます。

カードを持っていないと

登録情報を検索するのに時間が掛かります。
(管理している警察署に照会するため)


≪ 加入しないと? ≫

法律で義務化されてるものの

罰則規定はありません。

購入者が任意で加入する
自転車の登録制度となってるのが

『防犯登録』の現状です。


★盗んだ自転車を子供に与えるためや
転売して換金する目的のためのに

『防犯登録』された子供用自転車よりも

未加入の子供用自転車が
狙われやすいと言われてます。

「登録シール」を剥がした跡で

窃盗したことがバレてしまうより

シールを貼ってないものを盗んだ方が

自分(犯人)の自転車であることを
主張しやすいからです。

子供の成長は早いから

2~3年くらいで買い替えになるし

例えば、12インチの自転車は
近所や家の敷地(庭)だけしか乗らない。

盗難届を出したとしても
すぐに見つかるかわからない。

いくら警察であっても

個人情報を渡したくないどころか
加入料さえも払いたくないなど

各ご家庭の諸事情や考え方があります。

もし、『防犯登録』に加入した自転車が
盗まれたりして行方不明になった時

盗難の届出(盗難届)を出していれば

発見されると警察から連絡が入るし

当方も経験があるのですが・・・

盗まれた自転車を自分で発見した場合

警察や交番に通報すると

張り込みを行って犯人を捕まえることもあります。

トラブルを避けるためにも
   自分で発見した時は必ず通報を。

12~18インチまでの幼児向自転車は

『防犯登録』の対象外となってますが

お子さんが自転車で迷子になったりなどで
ご家族への連絡が必要な時

登録された情報を使うこともあるそうです。

どのインチの子供用自転車であっても

それぞれ違う車体番号から

個人(持ち主)の特定や
証明するための唯一の手段である

『防犯登録』への加入して欲しいと思います。


 【 2017年4月 追記 】

新潟県の防犯登録手数料が

600円(非課税)に改訂されました。

他の地域でも新潟県と同様に
諸経費の高騰などにより

手数料が改訂されることがあります。

最新の料金は加入できるお店で
ご確認ください。

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2016年3月15日火曜日

ミニ四駆と何かを足したレーシングカー ~ 『ゲキドライヴ(GEKI DRIVE)』 シリーズ~


バンダイのレーシングホビー

『ゲキドライヴ』シリーズを紹介します。

    

≪ どんなホビー? ≫

①2016年1月23日に発売
②車体が組立しやすいユニット方式
③別売の改造パーツあり
④電池:単4乾電池×2本
⑤対象年齢:8歳以上


フロント・センター・リアの
3つのパーツで

シャーシが成り立っているため

各パーツが分かりやすく

また交換がしやすい構造となってます。

カスタマイズ用の
モーター、タイヤ、オイルなど

別売のオプションも同時発売されました。


≪ 「ミニ四駆」と大きさは? ≫

大会の規定寸法で比べると

全体的なサイズが「ミニ四駆」より
小さいことがわかります。

【 ミニ四駆 】

  全長:165mm以下(追加部品含む)
  最大幅:105mm以下(追加部品含む)
  全高:70mm以下(ウィング含む)
  最低地上高:1mm以上(路面から計測)
  全装備最低重量:90g以上(単3乾電池・モーター含む)

【 ゲキドライヴ 】

  全長:155mm以下
  全幅:70mm以下
  全高:60mm以下
  最低地上高:1mm以上
  (地面とシャーシ最下部の距離)
  全装備最低重量:65g以上
  (乾電池を装着しないドライ重量)


★2010年発売の「騎馬ブレイカー」と
コンセプトが違うので

2005年~2009年頃まで展開された
「バクシード(爆シード)」が

『ゲキドライヴ(GEKI DRIVE)』
近いシリーズになるけれど

互いのマシンがぶつかるを前提に

仕切りのない専用コース上で
スピードを競い合います。

タミヤ製品で例えるのであれば

「ダンガンレーサー」と
「ミニ四駆」の要素を含んでいる

レーシングホビーになります。

「騎馬ブレイカー」の記事はこちら


「クラッシュギア(2001年)」・「バクシード」
「騎馬ブレイカー」と

バンダイの組立式マシン玩具を
長年見てきて思うのは

アニメのタイアップがあっても

大人だけや親子で参加できる大会が
多くなかったことや

発売される改造用オプションや

自由に走らせることができる
専用コースの設置した

販売店の少なさなどから

短命で終わる傾向であること。

「ミニ四駆」のように

長期的な継続と発展性のある
レーシングホビーを目指すつもりが

『ゲキドライヴ』にあるのかどうか

不安要素がつきまといます。

またも単発で終わらなければ良いが・・・。

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2016年3月11日金曜日

レトロさ満点の国産おきあがりこぼし ~ 『おきあがりポロンちゃん』 ~


ローヤルのおきあがり人形

『おきあがりポロンちゃん』を紹介します。

   

≪ どんな人形? ≫

①日本国内で生産
②ドラえもんのモデルになった人形
③倒れる(傾く)時に音が鳴る
④サイズによりデザインが違う
⑤対象年齢:新生児(お誕生)~


『おきあがりポロンちゃん』の胴体の中に

長さの異なる7本のピアノ線と

吊るされた重りが入った筒が
内蔵されてます。

胴体を揺らすと筒も傾くので

ピアノ線に重りが当たり

コロンコロン♪と心地よい
音色が鳴る仕組みです。

背の高さは全3タイプ。
(250mm/270mm/300mm)

カラーは赤と白の全2色。

それぞれ胸の部分のデザインは異なります。


≪ ドラえもんのモデル? ≫

新しい連載のアイディアに悩んでいた
藤子・F・不二雄先生が

階段の下にたまたま置いてあった

娘さんのおきあがりこぼしに
つまづいたことが

ドラえもん誕生のきっかけの
1つになったそうだ。


★大小4つの球体をつなげることで
頭・胴体・両手を表現した

『おきあがりポロンちゃん』

音色が鳴る筒部分を含め

成型から仕上げまで
約30ある製造工程のほとんどを

埼玉県草加市にある
幼児用品製造メーカー・ミツワさんの

職人さんたちの手によって作られています。

時代の流れとともに

セルロイド(1950年代)、アセテート(1960年代)
塩化ビニール、ABS樹脂(現在)と

優れた素材に変わっても

製造工程の内容は

昔からあまり変わってないそうです。

国内玩具メーカーの生産国は

自社工場や協力工場を含めても
中国など海外での

生産が中心になっている中

日本国内の工場のみで
完全生産された

幼児向けのおもちゃを

おもちゃ店や売場で探すのが
困難になってきてます。

だから、子供の頃に戻った気持ちで

お子さんと一緒に
懐かしい音色を楽しめる

『おきあがりポロンちゃん』の存在は

とても貴重になりつつあります。

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