2016年2月23日火曜日

『アクアビーズ(Aqua beads)』と『パーラービーズ(Perler Beads)』の違いとは?


エポック社 『アクアビーズ』

カワダ 『パーラービーズ』について比べてみました。


≪ ビーズの特長 ≫

【 アクアビーズ 】

メーカー:エポック社

対象年齢:6歳~

ビーズの形状:球体と多角体の2種類
          (直径:5mm 穴なし)

多角体=宝石みたいに角(カット)がある

原材料:PVA(ポリビニルアルコール)

水に溶ける合成樹脂の一種で
切手の裏の糊にも使われている成分。


【 パーラービーズ 】

輸入元:カワダ(「ダイヤブロック」の会社)
       1995年から輸入販売を行ってる


メーカー:アメリカ EK SUCCESS社

       ウィルトンブランズ(Wilton Brands)と
       2007年に合併している

対象年齢:5歳~

原材料:ポリエチレン

ビーズの形状:細長い筒形のみ
          (直径:5mm 穴あり)


≪ 接着方法 ≫

アクアビーズ:水でビーズに含まれている
          糊を溶かして乾燥させる

水に弱いので作ったアクセサリーや
キーホルダーを外に持ち出すには向いてない

アイロンビーズ:アイロンの熱で
           ビーズの表面を溶かす

アイロンに不慣れなお子さんは
大人の手伝いが必要。


≪ カラー展開(2015年12月現在) ≫

【 アクアビーズ:計30色 】

球体・不透明タイプ(まるビーズ):16色

多角体・不透明タイプ(ポリゴンビーズ):8色

多角体・透明タイプ(キラキラビーズ):6色


【 パーラービーズ 】

日本国内で販売:全57色
(海外は全82色)

原色・パステル・蓄光・ラメ入りなど種類が多く
絵の具で書いたようなドット絵が作れる


≪ デザインの下絵 ≫

『アクアビーズ』『パーラービーズ』とも

専用プレートやカラー単品など
別売のオプション用品が充実しています。

作成の図面になる下絵は

商品に付属されているもの以外に

それぞれの公式サイトや
ファンサイトでダウンロードしたり

テキストの購入でも楽しめます。


≪ 注意したい点 ≫

もとても小さいビーズです。

お子さんの様子に異変がなければ
体から排出されるそうですが

ビーズ1粒でなく

完成した作品の一部(塊)など
大量に飲み込んだとあれば

窒息の危険もありますので

低年齢のお子さんがいる場合は

注意が必要となります。

ビーズに苦味を付けてある
『アクアビーズ』

誤って耳に入れてしまい

皮膚に接着して取れなくなる
事故も起こってるため

公式サイト、商品パッケージにて

注意喚起を行ってます。


★取扱店の多さから入手しやすい

『アクアビーズ』
『パーラービーズ』について

違いが分かりましたでしょうか?

元々、「アイロンビーズ」は

高齢者向けのリハビリ訓練として
誕生したと言われてるので

指先を使う練習ができます。

また、接着方法は異なりますが

作品を作り出すための
芸術性、想像力、集中力など

お子さんの成長に役立つ能力を鍛えられる

クラフト系の知育玩具です。

どちらのビーズでも
立体の作品を作ることは可能。

箱のような立体物を作る時には

展開図を予想する力。

空間認識力が身についていきます。

『アクアビーズ』

球体ビーズだから接着面が狭く
乾燥をしっかりさせないと崩れやすい。

湿気の多い場所にも弱い・・・

水で接着できる扱いやすさゆえに

小さな立体作品向き。

『パーラービーズ』
互いのビーズを熱で結合させます。

ビーズ両面に熱を加えることで

1枚のプレート状態になり
丈夫さが増すため

大きい立体作品に向いてます。

『アクアビーズ』の記事はこちら

『パーラービーズ』の記事はこちら

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