エポック社 『アクアビーズ』と
カワダ 『パーラービーズ』について比べてみました。
≪ ビーズの特長 ≫
【 アクアビーズ 】
メーカー:エポック社
対象年齢:6歳~
ビーズの形状:球体と多角体の2種類
(直径:5mm 穴なし)
多角体=宝石みたいに角(カット)がある
原材料:PVA(ポリビニルアルコール)
水に溶ける合成樹脂の一種で
切手の裏の糊にも使われている成分。
【 パーラービーズ 】
輸入元:カワダ(「ダイヤブロック」の会社)
1995年から輸入販売を行ってる
メーカー:アメリカ EK SUCCESS社
ウィルトンブランズ(Wilton Brands)と
2007年に合併している
対象年齢:5歳~
原材料:ポリエチレン
ビーズの形状:細長い筒形のみ
(直径:5mm 穴あり)
≪ 接着方法 ≫
アクアビーズ:水でビーズに含まれている
糊を溶かして乾燥させる
水に弱いので作ったアクセサリーや
キーホルダーを外に持ち出すには向いてない
アイロンビーズ:アイロンの熱で
ビーズの表面を溶かす
アイロンに不慣れなお子さんは
大人の手伝いが必要。
≪ カラー展開(2015年12月現在) ≫
【 アクアビーズ:計30色 】
球体・不透明タイプ(まるビーズ):16色
多角体・不透明タイプ(ポリゴンビーズ):8色
多角体・透明タイプ(キラキラビーズ):6色
【 パーラービーズ 】
日本国内で販売:全57色
(海外は全82色)
原色・パステル・蓄光・ラメ入りなど種類が多く
絵の具で書いたようなドット絵が作れる
≪ デザインの下絵 ≫
『アクアビーズ』・『パーラービーズ』とも
専用プレートやカラー単品など
別売のオプション用品が充実しています。
作成の図面になる下絵は
商品に付属されているもの以外に
それぞれの公式サイトや
ファンサイトでダウンロードしたり
テキストの購入でも楽しめます。
≪ 注意したい点 ≫
もとても小さいビーズです。
お子さんの様子に異変がなければ
体から排出されるそうですが
ビーズ1粒でなく
完成した作品の一部(塊)など
大量に飲み込んだとあれば
窒息の危険もありますので
低年齢のお子さんがいる場合は
注意が必要となります。
ビーズに苦味を付けてある
『アクアビーズ』は
誤って耳に入れてしまい
皮膚に接着して取れなくなる
事故も起こってるため
公式サイト、商品パッケージにて
注意喚起を行ってます。
★取扱店の多さから入手しやすい
『アクアビーズ』と
『パーラービーズ』について
違いが分かりましたでしょうか?
元々、「アイロンビーズ」は
高齢者向けのリハビリ訓練として
誕生したと言われてるので
指先を使う練習ができます。
また、接着方法は異なりますが
作品を作り出すための
芸術性、想像力、集中力など
お子さんの成長に役立つ能力を鍛えられる
クラフト系の知育玩具です。
どちらのビーズでも
立体の作品を作ることは可能。
箱のような立体物を作る時には
展開図を予想する力。
空間認識力が身についていきます。
『アクアビーズ』は
球体ビーズだから接着面が狭く
乾燥をしっかりさせないと崩れやすい。
湿気の多い場所にも弱い・・・
水で接着できる扱いやすさゆえに
小さな立体作品向き。
『パーラービーズ』は
互いのビーズを熱で結合させます。
ビーズ両面に熱を加えることで
1枚のプレート状態になり
丈夫さが増すため
大きい立体作品に向いてます。
⇒ 『アクアビーズ』の記事はこちら
⇒ 『パーラービーズ』の記事はこちら
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2016年2月23日火曜日
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